中島鳥山の猟(漁)日記

徳島の田舎の猟師もどきです。今はイノシシ罠猟、昔はヤマドリ猟、他にはコグレ釣りとアオリイカ

良くなる。


(林道をコジュケイが這っていた)
曇って蒸し暑いが5時過ぎから西の山へ行く。
車の近くで姫がコジュケイを出す。
逆方向え行き遅れていた残りの犬達が来た、トラ子は直ぐに飛び込んで探すがクマ子とチビは反応せずに道路上でいる。
再度コジュケイが出て谷を越えて逃げる、トラ子がその方向へ走って後を追う。
日本犬でのヤマドリ猟で必要な動作である。
トラ子を誉めてやる。
奥へ進んでいくと目の前からコジュケイが飛び出す、親が1羽と雛が4羽ほどいたように思う。
傍にいるのはチビだけで匂いを感知して行こうとするが姫と谷へ降りている子犬たちを待つためにチビに待ったをさせる。
所が目の前にコジュケイが居るのでチビも我慢が出来ずに前へ進む。
後ろから子犬2匹が走って来た。
チビと共に目の前の羊歯の中へ走り込むと別の親と雛が飛び出して散る。
トラ子もクマ子もチビが出て来た後も探している、奥で姫がイノシシを見付けて吠えだす、クマ子が出て来て走る、チビもついて行く。
わしもトラ子を残して奥へ行くが姫が逃げるイノシシについて吠えながら奥へ移動していくので姿は見えず。
吠えなくなったので口笛を吹くとクマ子が先に帰って来たチビは奥まで行かずに近くに居た様だ、2分ほどで姫も姿を現す。
そこでやっと後ろからトラ子が追いついて来た、コジュケイ家族と遊んでいた様だ。
子犬たちが谷の水に浸かる。
姫が出て来たので帰ることにするがトラ子だけは先のコジュケイが出た場所で又羊歯の中へ入る。
トラ子は猟欲も強いし鼻も悪くない、クマ子より一ランク上の能力が有りそうです。
帰る途中でトラ子が何かを咥える。
見てみるとモグラの大きな奴で、放してモグラがチョコチョコ逃げると又咥えると言う様に何度も何度も放して逃げるのを遊んでいるクマ子も一緒だが咥えるのはトラ子だけなので子ら子が捕まえたのでしょう。
ところがそれが面白いのか車まで帰らない、姫とチビを乗せて100m程走り様子を見るが10分経っても追ってこないので読んでみると直ぐにトラ子が来たが立ち止まり様子を見ている、「来い」と呼ぶと来て飛び乗る、クマ子も来たが何も言わないでも飛び乗った。
やっと帰宅。

(この奥へイノシシが逃げて行った)