今朝も早めに巡回に走る。
最初の谷はまるでイノシシが寄り付かず、終猟までに獲れそうにない。
北へ走る道中で通勤途中のTさんの車とすれ違う、土曜日にTさんから電話を貰い日曜の午後に自宅裏のミカンの上に罠を設置していたものを見に行く。
罠に上がる斜面が掘れている、「ん、あんなところにタケノコやないのに?」と覗くと右上から黒い奴が顔を出す。
「おっと、掛かったか」
イノシシが上の棚から斜面を降りて向かってくる、足首の上一番良いところを括っている、これなら安心だ、イノシシが土手状態の上へ下がれず動きが制限されたので止めをさすことが出来た。
良いメスです、3日で獲れたのでTさんに電話をすると「早いな」と喜んでくれた。
一人で引き出し車に乗せて残りの罠を見て回る、橋の下で釣りの先生が車の後ろへ止めていたようだったがわしが戻る時に走るのが見えた、残りの罠も狸だけでした。
8時半に帰宅、腹を出して水に浸けて置き、犬達の散歩に行く。
車に乗る前にイノシシに気づきトラ子が傍へ行き匂っていた。
山では犬達は止めに帰り無事帰宅。
今日は巡回後に罠の追加を考えていたのだが良いのが獲れたので解体を優先しよう。
それに来期のことを考えれば無理にイノシシを獲らずに残しておくのも良いだろう。